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矢嶋果林さん

  • 留学先教育機関:University of South Australia
  • 留学時期:2017年7月~2020年9月(3年2ヶ月)
  • 現在のご職業・勤務先:PwC Japan アソシエイト
  • 利用された留学エージェント/プログラム:IAE留学ネット
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現在どのようなお仕事をされていますか?

現在は新入社員として入社したPwCで、経営コンサルタントとして働いています。クライアントの経営課題を解決するために、課題の定義や解決策を提案・実行するチームの一員として活動しています。将来的には、新規事業立案に関するコンサルティングを担当したいと希望しています。

留学を決めた理由・目的は?

高校で米国に1年間留学した際、その経験が自分に非常に大きなインパクトを与えてくれました。

頼れる両親がそばにいないことや、文化の違いで大変苦労しました。しかし、世界各国の学生と友好関係を築き、現地高校で大好きなスポーツ三昧の日々を送り、充実した時間を過ごすことが出来ました。この経験から、留学による学びの多さを実感し、大学留学を決断しました。

また、「国際的に活躍できる人材になる」という将来のビジョンを実現するためには、大学時代から国際的なフィールドで経験を積むことが重要だと考えました。

オーストラリアを選んだ理由は?

学費に対する教育水準の高さと、その他利点の多さから、オーストラリアを選びました。最初は米国の大学に進学を考えていましたが、教育水準と学費が比例して上がることにジレンマを感じました。豪州であれば、米国より低い学費で、良い教育が受けられるため、最適な選択あると思いました。

また、オーストラリアでは、学生ビザでも一定時間はアルバイトができるので、より自立しやすい環境だと感じました。その他にも、治安が良い点、気候が温暖な点、自然が豊かな点から留学先として魅力でした。

教育機関を選んだ理由は?

UniSAを選んだ理由は、承認単位数の多さと、アントレプレナーシップを学べるためです。

私は日本の大学に2年半通った後に編入する形で留学したため、日本で取得した単位が、より多く認めてもらえることが重要でした。より単位が多く承認されれば、学費や滞在費も削減できるため、2年で卒業が可能だったUniSAを選択しました。

また、留学する際にアントレプレナーシップを専攻したいと決めていたので、その専攻があるUniSAを選びました。最終学期には、イノベーションセンターで、授業の一環としてインターンシップを行いました。実際に起業家の方々と働き、刺激的な体験ができました。 

留学で学んだことをお聞かせください。

留学を通して非常に多くのことを学びましたが、価値観、自分の強み、弱み、将来のなりたい姿を深く理解することが出来た点が一番の気づきでした。自分の心に耳を傾け、「自分らしく生きる」ことに向き合えた時間だったと感じています。例えば、南オーストラリアの透き通った海で泳ぎ、自由を感じたり、焚火をして星空を眺めたりする時間が、自分にとってどれだけ重要か改めて知りました。

また、起業するという新たな夢を見つけることが出来ましたし、サッカーへのパッションも取り戻すことが出来ました。世間が作りあげた成功の姿に自分をはめ込むのではなく、自分にとっての幸せや、生きがいを見つけ、それに正直に生きていきたいと思いました。

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留学経験が現在のお仕事にどう活きていると感じますか?

留学の経験が仕事に活きている点は主に2点あります。

1点目は、国際人としての教養が身についた点です。他の国や文化に対する理解が深まったことで、仕事で他国の方々と関わる際も、対等にコミュニケーションが取れるようになりました。

2点目は、言語力です。他国の方とコミュニケーションをとる場合、共通語は英語ですが、必ずしも英語を第一言語として使う人ばかりではありません。留学中鍛えられたおかげで、様々な種類の英語に対応できていると感じます。また、コミュニケーションで英語を使う場合と、勉学や仕事を英語ですることはスキルセットが異なるので、留学中、現地生徒と同等に英語で考え、ディスカッションし、アウトプットするというスキルを身につけられたのは良かったと感じています。

将来やりたい事に留学経験はどう活かすことができると思いますか?

留学を通して、「自分で人生のかじを取る」という意識がより強くなったと感じています。「それが当たり前」「今までもずっとこうだったから」「みんなもそうしてるから」という理由で、人生の選択をしないようにしたいです。社会で敷かれたレールの上を進むのではなく、状況に流されず、自分にとって何が大切か考えて生きていくことで、より幸せな人生が歩めると思っています。将来は起業をして、社会に貢献したいと考えていますが、起業には大きなリスクも伴いますし、自分で道を切り開いていかなくてはなりません。その時に、「自分で人生のかじを取る」という考えは、非常に重要になってくると思います。そうすることで、本来の自分の進むべき道を見失わずにいられる気がします。

留学を考えている方へアドバイスをお願いします。

留学したいという気持ちが少しでもあるなら、ぜひ挑戦してほしいと思います。今まで見えなかった世界が見えたり、出会うはずのなかった人々に出会えたり、色々な意味で濃い時間が過ごせると思います。もちろん留学に目的を持つことは大切ですが、自分の意志で行きたいと感じることが、一番大切だと思います。

留学している自分を想像した時、少しでも何かにワクワクするなら、それが留学への第一歩です。しかし、留学したい理由が自分の中に無いのであれば、無理して留学を選ぶ必要もないと思います。

留学だけが正解の道ではないけれど、もしあなたにとってのワクワクが留学なら、思い切って飛び出してください!その気持ちがあれば、オーストラリアでの経験がきっと人生を豊かにしてくれるはずです。

 

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