多くの留学生が、オーストラリアで勉強している間、パートタイムやカジュアル(臨時雇用)の仕事を探しています。これは、自信を高め、実践的な経験を積み、地元のコミュニティで新しい友達を作るための素晴らしい方法です。

勉強しながら働くことには多くのメリットがありますが、必ず行わなければならないことが2つあります。

  • ビザのステータスを確認し、就学中に働く資格があるかどうかを確認すること。
  • 勉強と仕事、そして自分の健康と幸せのバランスをとるために、十分な時間を確保すること。

就学中にできる仕事を探す方法

以下のステップで、自分に適した仕事を見つけましょう。

  1. 在籍する教育機関のキャリア・サービスや就職支援サービス、または州や準州の機関に問い合わせ、支援やアドバイスを求めましょう。
  2. 在籍期間の求人掲示板や同窓会グループで仕事を探してみましょう。
  3. クラブや地域コミュニティ、友人、家族、学生仲間とのつながりを大切にしてください。仕事を探していることと、探している職種を伝えておきましょう。
  4. 電話やEメールで人材紹介会社に連絡し、面談を申し込んだり、詳細を人材紹介会社のデータベースに追加してもらいます。仕事を得るチャンスを増やすために、複数の人材紹介会社に登録しましょう。
  5. 経験を積み、専門的なネットワークを構築するために、ボランティアやインターンシップを検討してください。ボランティアやインターンシップは、他人を支援することで「気分が良くなる」だけでなく、どちらも就学中に有給の仕事につながる可能性を秘めています。
  6. インターンシップに応募しましょう。コースのカリキュラム、教育機関のキャリアサービス、あるいは地元の州や準州のキャリアサービスを通じて、インターンシップの機会見つかるかもしれません。教育機関がインターンシップの手配をサポートしてくれる場合もあれば、自分で機会を見つけなければならない場合もあります。サポートシステムを利用して、必要な支援を求めてください。
  7. オンラインで求人を探しましょう。

役に立つウェブサイト

パートタイムやカジュアル(臨時雇用)の求人情報を探すのに、これらのウェブサイトが役立ちます。業種、職種、勤務地、拘束時間別に検索できます。

パートタイム、フルタイム、カジュアルの違い

パートタイム、フルタイム、カジュアルの主な違いは、労働者の労働時間、権利、手当(賃金を含む)です。

パートタイム従業員は、週に決められた時間勤務しますが、労働時間は週38時間未満と定められています。パートタイム従業員は、雇用主のもとで週に一定時間働くことに同意します。

パートタイムの仕事は、ホスピタリティ業(接客業)や小売業、介護業界、サプライチェーン業界でよく見られます。パートタイム従業員はフルタイム従業員と同じ権利を有しますが、労働時間は短くなります。

フルタイムの従業員(正社員)は幅広い業種で平均して週38時間勤務し、毎年決まった賃金が設定され、病気や休暇に割り当てられる有給休暇があります。

パートタイムおよびフルタイムの従業員には、年次休暇、病気や介護休暇を含む有給休暇を取得する権利があります。また、雇用主が契約を終了する場合に、書面による通知を受ける権利もあります。

カジュアルワーク(臨時雇い)は異なります。カジュアルワークの雇用者の労働時間は週によって異なり、雇用主が継続的に仕事を提供するという約束はありません。カジュアルワークの雇用者には有給休暇を取得する権利はありませんが、休暇の長さに制限はありません。もうひとつのメリットは、時給が高いため、病気や休暇で無給休暇を取得した場合に、それを補うことができます。

各雇用形態とその権利の概要については、フェアワークオンブスマンのウェブサイトを参照してください。