オーストラリアで勉強を始めてから、自身の興味やキャリアプランにより適した別のコースや学習分野が見つかる場合があります。
学生ビザの条件として、ビザを取得したコースと同等またはそれ以上のレベルのコースに在籍し続ける必要があります。
コースや教育機関を変更する場合は、学生ビザの要件を確認し、正しい手続きを行ってください。
保持しているビザには、コースや教育機関を変更する前に許可を得なければならない条件があるかもしれません。ビザのステータスや条件を確認するには、VEVOをご利用ください。
同じ教育機関内でコースを変更する
コースは変更するものの、同じ教育機関に留まる場合：
- 新しいコースが現在学習中の資格や学位と同等かそれ以上のレベルである場合、または博士号から修士号へ変更する場合は、新たに学生ビザを申請する必要はありません。ただし、現在のビザの有効期限が切れる予定で、新しいコースを修了するために更に時間が必要な場合は、新しい学生ビザを申請する必要があります。
- 新しいコースが現在学習中の資格や学位よりも下のレベルになる（例：学士号からディプロマ）場合、または英語コースに変更する場合は、別の学生ビザを申請する必要があります。
ビザのサブクラスや状況によって条件が異なる場合があるため、オーストラリア内務省のウェブサイトを確認することが重要です。
教育機関を変更する
メインコースで学び始めて6カ月未満の場合
一定の状況においてのみ、教育機関を変更することができます。たとえば、教育機関は次のような状況の場合にあなたの転校を検討します。
- 重篤な疾患
- 家族を亡くした場合（可能であれば死亡診断書を提出すること）
- 自国での大災害で緊急渡航が必要な場合
- トラウマ的な体験
他の教育機関への入学を希望する場合は、事前に現在の教育機関に連絡する必要があります。現在在籍している教育機関がその要望を検討し、転校を許可するかどうかを決定します。
6カ月の就学を終える前に転校が許可された場合、在籍機関からオーストラリア政府内務省に連絡をします。新たに入学許可書（CoE）を内務省に送付したり、ImmiAccountを更新したりする必要はありません。
メインコースで学び始めて6カ月以上経過している場合
コース開始後6カ月以上経過した後にコースや教育機関を変更する場合は、その旨を在籍する教育機関に伝えれば、その機関がオーストラリア政府内務省に連絡します。
- 新たに入学許可書（CoE）を送付したり、ImmiAccountを更新したりする必要はありません。
- 新しいコースのレベルが同等か今より高くなる場合（例：ディプロマからディプロマ、ディプロマから学士号）、または博士号から修士号に変更する場合は、新しい学生ビザを申請する必要はありません。
- メインコースを下位レベルのコースに変更する場合（例：学士号からディプロマ）、または英語コースに変更する場合は、新たに学生ビザを申請する必要があります。
ビザのサブクラスや状況によって条件が異なる場合があるため、オーストラリア政府内務省のウェブサイトを確認することが重要です。
詳細情報とサポート
- 詳細については、オーストラリア政府内務省のウェブサイトにあるChange in Your Situation（状況の変更）ページをご覧ください。
- サポートやアドバイスを受けるには、キャンパス内の留学生サポートサービスやその他のアドバイザーに相談してください。
