毎年、数多くの留学生がオーストラリアに家族を帯同しています。家族にとって、これは異文化を学び、新しい国を探索し、多様性のあるクラスで学び、語学力を伸ばし、生涯にわたるつながりを築く素晴らしい機会となります。
 

学生ビザを申請する際に、以下の家族を含めることができます。

  • パートナー(配偶者、事実上のパートナー、同性パートナー)
  • 扶養家族である18歳未満の子供
  • パートナーの扶養家族である18歳未満の子供

結婚証明書や出生証明書など、扶養家族との関係を示す証拠を提出する必要があります。

また、家族が健康人格に関する特定の要件を満たしていることを証明する書類も提出する必要があり、健康診断や警察の無犯罪証明書が求められる場合もあります。

また、オーストラリア滞在中に家族を経済的に養うことができることを証明する必要があります。

学生ビザ申請に家族を含める方法についての詳細は、オーストラリア内務省のウェブサイトをご覧ください。

パートナーを帯同する

配偶者または事実上のパートナーを学生ビザ申請の副申請者として追加することができます。

夫婦(カップル)は、結婚証明書や同居証明書など、主張する関係を裏付ける証拠を提出する必要がある場合があります。また、配偶者や事実上のパートナーは、一時的にオーストラリアに滞在する者(正真正銘の一時的入国者)であることをオーストラリア内務省に証明する必要があります。

パートナーには、異なる就労条件が課される場合があります。ビザ条件の詳細については、ビザ発給通知書を確認するか、ビザ資格確認オンラインシステム(VEVO)をご利用ください。

子供を帯同する

オーストラリア連邦政府は、ビザ申請の決定時に子供が18歳未満である場合のみ、学生ビザを発給します。子供が18歳以上の場合は、子供が自身でビザを申請する必要があります。

扶養している子供をオーストラリアの公立または私立の学校に通わせるには、学費が必要です。オーストラリアの就学年齢は5歳前後ですが、正確な開始年齢は州や準州によって異なります。

5歳未満の子供については、託児所や幼稚園のサービスを検討することができます。大学などオーストラリアの教育機関の中には、キャンパス内やキャンパス近くに託児施設を設けているところもあります。また、すべての都市に私立や非営利の保育所があります。

到着前に、すべての託児サービスについて、選択肢や費用を調べておくことをおすすめします。あなたとお子さんに最適な託児サービスのタイプや、便利な場所(キャンパスの近くや居住予定地の近くなど)にあるサービスを探しましょう。託児サービスはキャンセル待ち(待機リスト登録)になることも多いため、なるべく早めに問い合わせるようにしましょう。希望条件に合うか不安だったり、オーストラリアでの正確な滞在場所がよくわからなかったりする場合は、複数の待機リストに子供を登録しておくこともできます。

子供のビザ条件の詳細については、ビザ発給通知書を確認するか、VEVOシステムをご利用ください。

親を帯同する(申請者が18歳未満の場合)

留学する本人が18歳未満の学生の場合、ケアとサポートを提供するために大人がオーストラリアに同行することができます。以下の条件を満たす必要があります。

  • 21歳以上の親、親権者または親族
  • 滞在中、自分自身と留学者を養うための十分な資金がある
  • 宿泊施設、福祉、その他のサポートを提供することができる

親は、学生保護者ビザを申請する必要があります。親また保護者には以下の要件があります。

  • オーストラリアで働くことはできません
  • 留学者本人と一緒に住む必要があります
  • 一時的にオーストラリアに滞在する者(正真正銘の一時的入国者)であることをオーストラリア内務省に証明する必要があります

後から家族を呼び寄せる

たとえ家族がすぐにオーストラリアへ一緒に渡航する予定がない場合でも、学生ビザを申請する際に必ず申告する必要があります。学生ビザ申請時に家族の呼び寄せを申告しない場合、どの段階でも学生ビザでオーストラリアに滞在する資格を得ることはできません。

家族は、本人の申請とは別に、後日、ImmiAccountで後から入国するsubsequent entrantとして申請することができます。

ビザ申請後やビザ申請の最終決定前に家族になった人がいる場合、オーストラリア内務省に状況の変更を報告する必要があります。

本人と家族へのサポート

教育機関がサポートサービスを提供しています。滞在先、託児所、学校に関する詳細は、留学先機関の学生サービスにお問い合わせください。教育機関によっては、家族のために託児や英語クラスを提供しているところもあります。