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瀬川海さん

  • 留学先教育機関:University of the Sunshine Coast
  • 留学時期:2019年9月~2020年4月(7ヶ月)
  • 現在のご職業・勤務先:株式会社ホレユメ(2021年9月28日設立予定)
  • ご担当/役職:代表取締役
  • 利用された留学エージェント/プログラム:トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム

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現在どのようなお仕事をされていますか?

現在、大学の博士課程でパラスポーツの教育的効果を検証しています。その傍ら、主に3つの仕事に取り組んでいます。

1つ目に、パラ水泳の指導者やレース映像分析を行っています。海外大会に行くことも多い仕事ですので、留学で得たコミュニケーションスキルが活きています。

2つ目は大学の研究員として毛髪や唾液からホルモンを抽出して分析しています。ホルモンはストレスとの関連があると言われており、日々のストレスチェックに活用できるか研究しています。

3つ目は動画編集を行っています。留学で動画編集に熱中したことがきっかけで仕事としてもチャレンジしています。

どの仕事も留学で得た学びと経験が糧となっています。

留学を決めた理由・目的は?

留学に行くまでの6年間、パラ水泳選手の指導を行っていました。

その中で選手との意思疎通がうまくいかず、選手の頑張りを上手に引き出すことができなかった経験があります。その選手はパラ水泳を辞めてしまいました。

そんな経験もあり、自分の指導方法に十分な自信が持てない時期がありました。そこで、世界トップクラスのパラ水泳指導法を海外で学ぶことが自分の自信を取り戻すきっかけになると信じ,留学を決意しました。

しかし,留学を意識したきっかけは単純です。パラ水泳の大会は海外で開催されることが多いので、英語が話せた方がいいなと思っていました。

留学を考える過程で指導者として成長することが留学の目的となっていきました。

オーストラリアを選んだ理由は?

オーストラリアは水泳大国として世界でも有名です。そのため、パラリンピック水泳について世界最高峰の指導法を学ぶことができると考えオーストラリアを選びました。さらに、高校生の時にオーストラリアで水泳合宿をしたことがあり、その経験もオーストラリア留学を後押ししました。

その水泳合宿でオーストラリアの水泳大会は障害者と健常者が一緒に参加しているという話を聞きました。衝撃的でした。日本ではそういう大会はありません。そのような大会を自分の目で確かめたいと思いました。日本において、そのような大会を開催するヒントを得ることはパラスポーツへの関心を高め、障害理解を促すきっかけになると考えたからです。

教育機関を選んだ理由は?

パラ水泳金メダリストを指導する指導者がいたからです。留学する2年前に留学先となる大学機関に訪れることがありました。

その大学に世界トップレベルのパラ水泳チームがあり、留学前にそのチームの指導者や選手たちとお会いすることができました。その機会を通して、パラ水泳を学ぶには最高の環境であることがすでに分かっていたので、留学先機関に決めました。さらに詳しく大学やチームを調べるとパラスポーツの研究を行う環境が整っていることが分かりました。水泳だけでなく車いすバスケットボールも盛んに行っている大学であり、海外のパラスポーツを十分に学ぶことができると思いました。

留学で学んだことをお聞かせください。

一番の学びは,自分の生涯において成し遂げたいことに気が付けたことです。

日々努力を重ねる選手や指導者、スタッフたちと過ごす中で、もっと皆が活躍できる社会を創りたいと改めて感じました。その経験は、留学でしか得ることができなかった学びだと思います。

日本では出会うことができない人々との巡り合わせによって、多種多様な価値観に触れることができました。出会った人々の抱く夢や希望を聞くことができ、刺激を受けました。

自分が何に価値を感じ、情熱を燃やしていけるかを見つめることのできた貴重な期間でした。もちろん、パラ水泳については、本当に多くの水泳コーチ、選手、大学研究者から学ぶことができました。

留学経験が現在のお仕事にどう活きていると感じますか?

留学で得た「人生かけてやり遂げたい」という夢への想いが仕事に活きています。

英語やプレゼンスキルも仕事に活きていますが、留学で得た想いが仕事を行う原動力になっています。朝からバリバリ働くやる気がみなぎります。

やりたいことや仕事が無限にあると,「きついなあ」とほんの少し思うことはありますが、留学時のリアルな熱い想いを思い出すたび、自分の信念を強く保つことができています。まだまだ、仕事に対するモチベーションは落ちません。

今後は、研究を続けながら会社を立ち上げ、より障害者と障害者を支える人が活躍できる社会を目指していきたいと考えています。

将来やりたい事に留学経験はどう活かすことができると思いますか?

自分の夢の規模が大きくなった時に、留学でつながったコミュニティを頼ることで、夢を実現させる確率アップに活かすことができます。

なぜなら留学では気の合う仲間と出会いやすいため、快く夢の実現に向けて協力してくれることが多いからです。

やりたいことの規模が大きくなるほど、1人でできなくなることの方が多いです。そんな時、近い夢を抱く留学でつながった仲間が助けてくれます。

私の場合は、事業案をブラッシュアップする時やパラスポーツイベントを行う時には、留学仲間を頼り、いつも助けてもらっています。 逆もしかりで、留学仲間のやりたいことをサポートするため、自分も留学で得た知識・経験を最大限使うことができます。

留学を考えている方へアドバイスをお願いします。

留学が目的ではなく、その先に何をやってみたいかをふんわりとでも考えていることが重要だと思います。そうでないと、留学でその先やりたそうなことにすら出会えません。やりたいことを留学で探そうとしているか、そうしていないかで、得られる成果はかなり違います。しかし、留学前に、留学を終えたその先のやりたいことを明確に考えておく必要はないと思います。やりたいことの選択肢をいくつか持って留学に行き、その中で本当にやりたいことを定めていけばよいと思います。

留学が自分のやりたいことへの情熱を加速させると信じて留学を楽しんでもらえたら嬉しく思います。

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