松井優真さん
- 留学先教育機関:Milner international college
- 留学時期:2012年1月30日~2012年4月6日(約10か月)
- 現在のご職業・勤務先:外資系金融機関所長
- 利用された留学エージェント/プログラム: Sunset Dreams

現在どのようなお仕事をされていますか?
所長として営業所のマネジメント。優秀な人材のスカウト、育成。
留学を決めた理由・目的は?
小学校からの夢である「海外のバスケットボール選手」を叶えるため。
また、自分が大人になり、子供に物事を伝える際、夢を持ってもらいたいと思った時に「夢を追い続けた人」と「夢を叶えた人」は大きく違う。僕は後者になりたいと強く思ったことが留学を決めた理由です。
オーストラリアを選んだ理由は?
バスケットといえばアメリカですが、アメリカでプレーしている日本人選手は多く、人生かけて夢を叶えにいくのに、周りから「お前もアメリカでプレーしてたの?」と言われるのだけは嫌でした。そしてなにより、マイナーリーグだとしても、「日本人初」という肩書きが欲しかった。あわせて、今後も見据えた英語の習得。そのような理由から、バスケのレベルも高く、安全性の高いパースを選びました。

教育機関を選んだ理由は?
当時はSBL やWABL Dリーグでプレーしたことのある日本人は誰もおらず、全くツテがない環境でした。
そんな時にSunset Dreams代表の塚本さんが、親身に相談に乗ってくれました。エージェントとしてチームトライアル参加をバックアップし、夢を叶える為に積極的に動いてくれました。その中での語学学校選びは特に重要でした。バスケのトレーニングや練習の合間で受講する為、授業時間の自由度、レベルの高さ、授業期間や授業料について、塚本さんとよく相談しながら決めていきました。
また当時、塚本さんのクライアントで、車椅子バスケをやっていた同い年の方が通っているという事で、親近感も湧きMilner International College への入学を決めました。因みにその車椅子の彼とは今でも付き合いがあり、彼の結婚式にも参列し、良い友人関係を築けています。
留学で学んだことをお聞かせください。
周りの批判や心配は、自分が思うほど重くない。自分がキラキラしていれば、批判は応援に変わる。
「日本人初」は一生どころか永遠に変わらないこと。自分のアピールポイントにもなる。
形は変わるかもしれないが、追いかければ夢は必ず叶う。人生はNo regret, No life(現地で仲良くなった友人に、ふと投げかけた言葉が、自分の座右の銘になりました)、悩む暇があるなら一歩踏み出す事。挑戦に失敗はあるかもしれないが、成長は約束されていること。
以前の僕は周りの人たちの意見より、自分の年齢を理由に決断を渋る事も多かったですが、留学を通じて、様々な人種と触れ合うことで、自分の「個」や「想い」を大切にすることを学びました。
留学経験が現在のお仕事にどう活きていると感じますか?
留学前後で最も変わった部分が、何かを決断する時に、周りに流されることなく、自分の意見を発信し、決断することです。
所長職の前は固定給でなく、フルコミッションでした。現在の会社に入社する際に反対も多くありましたが、この仕事を通じて、自分の幸せはもちろん、より多くの人を幸せにしたいという思いで入社し、自分らしく仕事に向き合った結果、多くの方に喜びを与え、感謝の言葉をいただきました。
今のクライアントには、外国籍の方もいらっしゃいます。結果的に、批判していた方も応援してくれるようになり、今の役職に就いています。
将来やりたい事に留学経験はどう活かすことができると思いますか?
時代や地域柄によって違いはあると思いますが、まだ留学自体が日本でいう「一般的」ではなく、留学経験者はまだまだ少ないと感じています。だからこそ、日々の中でチャンスが多い。自分がなりたい自分になるために、留学という挑戦をしたことは、大きなアドバンテージになると思います。
「やりたいこと」をするために、一歩踏み出す勇気と自信をもらえます。
留学を考えている方へアドバイスをお願いします。
海外で生活していると、日本にいる時には気付くことのできなかった自分の可能性に気付き、潜在化していた自分自身の想いが、顕在化されるキッカケになります。僕自身も価値観が大きく変わり、充実した毎日を過ごせるようになりました。
環境が大きく変われば変わるほど、人は成長できます。海外留学する前とした後、経験者にしか感じることのできない体験をすることが出来ます。
人生一度きりです。留学できない理由を探す時間があるなら、想像してみてください。留学したら、今後どんな楽しい事が待っているか。きっとその想像を超える素敵な人生が待っています。
たった一度の人生。楽しみましょう!!

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