Mさん
- 留学先教育機関:RMIT University
- 留学時期:2016年2月‐2019年12月(4年間)
- 現在のご職業・勤務先:コンサルティングファーム シニアコンサルタント
- 利用された留学エージェント/プログラム:オーシャンズ国際サポートセンター

現在どのようなお仕事をされていますか?
豪州個人所得税、雇用税務を専門とする、メルボルンベースのチームで、シニアコンサルタントとして働いています。
留学を決めた理由・目的は?
幼い頃から英語が好きで、海外での生活・文化には興味を持っていました。
高校1年生の夏休みに、2週間留学プログラムを通じて、姉妹校のあるメルボルンに来たことをきっかけに、長期留学に興味を持ちました。1年間の留学予定でメルボルンに行きましたが、現地高校で学んでいる中でオーストラリアの大学に進学したいと思い始め、結局、現地高校には卒業まで3年間通いました。
オーストラリアを選んだ理由は?
海外に親戚等はいなかった為、留学プログラムを通じて知り合った友達が住んでいるメルボルンを留学先に決めました。
教育機関を選んだ理由は?
ビクトリア州にある姉妹校へ長期留学をする予定でしたが、その学校には留学生を受け入れる制度がなかったため、オーシャンズ国際サポートセンターのサポートを受け、高校を選びました。
大学については、オーストラリアで生きていく為には、大学在学中に実務経験を積む必要があると思い、有名大学のUniversity of MelbourneやMonash Universityではなく、インターンシッププログラム(Co-op Placement)が繰り込まれているコースがあるRMIT Universityを選びました。
留学で学んだことをお聞かせください。
オーストラリアは他国からの移住者が多い国なので、多様な文化が存在します。英語が第二言語である人もたくさんいますし、他の国の人と出会う機会もたくさんあります。日本に住んでいたころは、周りは日本生まれの日本人だけで、そのコミュニティーでは当たり前と思っていたことが、オーストラリアや他の国では当たり前でないことであったり、英語がわかるようになり、色々な情報にアクセスが可能になり、自分の考え方も柔軟になりました。

留学経験が現在のお仕事にどう活きていると感じますか?
RMIT Universityのインターンシップのプログラムのおかげで、卒業時には、2年間会計事務所での実務経験があり、今もインターン時代に働いていた事務所で働いています。仕事環境は基本英語ですが、日本語力が必要な業務もあるので、日本人である私にしか出来ない業務を、メルボルンで行っていると思います。
将来やりたい事に留学経験はどう活かすことができると思いますか?
私の高校は、自分の興味があることを尊重し、サポートしてくれる学校であったので、まずは色々な教科を試してみました。
心理学、経済等も学びましたが、会計に興味を持ち始め、大学でも会計を学びたいと思い、進学先を選びました。会計事務所に勤めるというのは、メルボルンで高校に通っていなかったら、考えつかなかった選択肢であったと思います。
今の仕事でも、オーストラリアの税務知識と日本のビジネス文化への理解が求められており、日本人としての本性と、留学で得た英語力を活用して仕事を行っています。
留学を考えている方へアドバイスをお願いします。
留学の目的は「英語力の強化」という人が多いかもしれません。英語環境に居れば自然と語学力はつきますが、日本から離れて海外で実際に生活してみて、語学力よりも、人と人との繋がりが大切なんだと感じました。
私は15歳で留学し、留学時は全く英語が喋れませんでしたが、それでもホストファミリーや友達とは仲良くなり、日々会話している中で、語学力は自然と身につきました。英語が綺麗に話せなくても、完全に理解できなかったとしても、堂々としていれば、自然と友達が出来て英語も身につくと思います。
色々な国の人と関わることで、色々な角度から物事を見る力もつきますし、世界中に友達ができます。このコネクションは一生の宝物になるし、留学したからこそ得れるものであると思います。
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