オーストラリア政府は2023年12月11日にオーストラリア移民政策を発表しました。
この政策はオーストラリア国際教育プログラムの整合性と品質の強化、留学生の一層の保護、卒業生のキャリアゴールをサポートするために作られたものです。
オーストラリアは留学生を歓迎しています。オーストラリア政府は留学生のために可能な限り最高の経験を確保し、オーストラリアで得た資格を使って留学生がキャリアゴールを達成することを支援したいと考えています。
誠実な留学生は、歓迎されて、安心して、サポートを受けながら、オーストラリアの質の高い教育を受けることができます。
この政策は明確な卒業後のパスウェイを提供します。これらはオーストラリアで一定期間、滞在し働く機会を含み、卒業生の中には、技能と資格が求められる場合、永住権へのパスウェイの機会も含みます。これによって、オーストラリアまたは他国にて将来の計画が立てやすくなります。
公平を期すために、この政策は、永住権のパスウェイとならない異なる一時滞在用ビザの連続更新（ビザホッピング）を制限します。
学生ビザ申請には、Genuine Temporary Entrant requirement (GTE要件)から新しく Genuine Student requirement (GS要件)に変更となります。内務省が誠実な留学生からの申請を受け付けるために必要な証明となります。これにより申請プロセスが改善され、誠実な留学生が引き続きオーストラリアの教育を受けることができます。
2024年初頭に、オーストラリア政府は学生ビザ、卒業生ビザ(Temporary Graduate visa)に必要な英語要件を引き上げます。新しい英語要件によって、より良い学習と雇用の成果をサポートします。
オーストラリア政府は新しい基準を設け、留学生に対するオーストラリア教育プログラムの整合性と品質を強化します。
卒業生ビザの期間が変更になります。しかし、オーストラリアの卒業生ビザ(Temporary Graduate visa)は、留学生が有意義な就業体験をして、オーストラリアの雇用主へスキルを証明する時間を与えてくれます。もし留学生が卒業生ビザ期間中に技術を要する仕事を得た場合、新しい4年間のSkills in Demand visaを申請する要件を満たす可能性があります。このビザは永住権へのより明確なパスウェイとなります。